目の前の古い……いや、なにやら味わい深い建物を見上げて、俺は大きく息をついた。
数日前届いた叔母からの手紙――
「怪我をしてしまったので、私が退院するまで、代わりに2週間ほど下宿の管理人をお願いネ」

明るく書かれた叔母の手紙。
気楽なフリーター生活を満喫していた俺は、もちろん面倒なことはごめんだ。
じゃぁ、そんな俺が何故こんなところに立っているのかというと―

「追伸。今下宿しているのは、みんな若くてかわいい女の子たちばかりです。」

ぬっ!?

「普段から男手が足りず、頼りになる男の人を、全員が待っていることでしょう。」

……し、仕方ない! お世話になったおばさんが困っているのを助けない訳にはいかない!

こうして俺は、おばの下宿の代理管理人としてやってきた ――わけだが…

テレビ越しの情報でしか見たことの無いような−古き良き下町風情−な建物…
だがっ! 問題なのは外見ではなく中身!

そう! 住んでいる女の子のほうがオレにとっては意味がある。

これから